バイナリ package もしくは port のどちらを用いてソフトウェアをインストールするかに関わらず、 サードパーティ製のアプリケーションの多くは、 インストール後にある程度の設定を必要とします。 以下のコマンドや場所の情報は、 アプリケーションとともに何がインストールされたかを知るための助けとなるでしょう。
多くのアプリケーションでは、
デフォルトの設定ファイルが、少なくとも一つは
/usr/local/etc
にインストールされます。
数多くの設定ファイルを持つようなアプリケーションでは、
それらのファイルを格納するためにサブディレクトリを作成するものもあります。
サンプルの設定ファイルは、しばしば .sample
といった拡張子がついた名前でインストールされます。
設定ファイルを確認し、
必要に応じてシステムの要求に合うように編集してください。
最初にサンプルファイルを .sample
を外した名前のファイルにコピーしてから、編集してください。
ドキュメントが付属しているアプリケーションは、
ドキュメントを /usr/local/share/doc
にインストールします。また、
多くのアプリケーションは、マニュアルページもインストールします。
これらのドキュメントは、
アプリケーションを使い続ける前に見ておくべきものです。
ある種のアプリケーションでは、
サービスを実行するためには、
アプリケーションの起動前に、
/etc/rc.conf
に追加する必要があります。
これらのアプリケーションでは、通常、
スタートアップスクリプトが
/usr/local/etc/rc.d
にインストールされます。詳細は、
サービスの起動
をご覧ください。
設計上、インストールの際に、アプリケーションは、 スタートアップスクリプトを実行しませんし、 アンインストールやアップグレードの際には、 停止のためのスクリプトは実行されません。 起動や停止の決定は、各システム管理者に任されています。
csh(1) のユーザは、
rehash
を実行して、
シェルの PATH
のバイナリリストを再構築してください。
pkg info
を使って、アプリケーションと共にインストールされたファイル、
マニュアルページ、およびバイナリを調べることができます。
本文書、および他の文書は https://download.freebsd.org/ftp/doc/ からダウンロードできます。
FreeBSD に関する質問がある場合には、
ドキュメント を読んだ上で
<questions@FreeBSD.org> まで (英語で) 連絡してください。
本文書に関する質問については、
<doc@FreeBSD.org> まで電子メールを (英語で) 送ってください。